文武天皇と藤原宮子の皇子。

 

「万葉集」巻第四巻

天皇の海上女王に賜へる御歌一首

 

五三〇 赤駒の越ゆる馬柵の結びてし妹が情は疑ひも無し

 

 

 

 

 

天皇の酒人女王を思ひて御製歌一首

 

六二四  道にあひて咲まししからに降る雪の消なば消ぬがに

恋ふといふ吾妹