「万葉集」巻十 一九八二 晩蝉は時と鳴けども恋ふるにし手弱女われは

時わかず泣く

 

 

意味 晩蝉は物悲しく鳴くといっても、鳴く時を定めて鳴く。

だが、人恋しくて手弱女の私は時を分かたず泣く事だ。