「万葉集」巻七 一三五九 向つ峰の若桂の木下枝取り花待つい間に嘆きつるかも

 

意味 向かいの高みにある若桂の木、その下枝を取って、花の咲くのを待っている間にも、待ち遠しさに思わずため息が出てしまう。

 

 

おそらく婚約者の関係だが、少女の方はまだその気になってくれないと、嘆く男性の歌。