「万葉集」巻七 一三五六 向かつ峰に立てる桃の木ならめやと人ぞささやく汝が心ゆめ

 

意味 向かいの高みに立っている桃の木、あんな木に実などなるものかと人がひそひそと噂している。お前、しりごみなどするなよ、決して。

 

 

二人の恋が成就する事などありえないと、世間が白い眼で見ているが、けっして動揺するなと男性が、女性を励ます歌。